
こんばんわ、中村です!
11月も下旬、寒くなってきましたね。。
今日のテーマは、
「失敗が怖いし、なかなか進めない、行動できない。」
悩んだって解決しないと分かっているけど、無駄に悩んでしまう・・・
そんな人に送る記事です。^^
ちょうど、メンタリストDaiGoさんの動画で良い方法をインプットしたので、まとめてみました。
メタ認知ってご存知でしょうか?
メタ認知(英:Metacognition)とは認知を認知すること。
人間が自分自身を認識する場合において、自分の思考や行動そのものを対象として客観的に把握し認識すること。それをおこなう能力をメタ認知能力という。
自分自身を俯瞰してみること、もう一人の自分を作って
自分を客観的にみることですね!
実際にこれを知っている人がいても、使いこなせている人って意外と少ない。
今日はこちらで、
自分で自分にアドバイスができるようになるための考え方=セルフアドバイスの方法をお伝えします。
ポイントは3つ!
具体的に説明していきます!
1.他人視点を持つこと。
人間は、自分のことになると過剰に反応する特性を持っています。
例えば、プレゼンで噛んだだけでも、
「ああ・・!噛んでしまった!めちゃくちゃ恥ずかしい!!!」となったとしても
みている人は、そこまで気にしていません。
「あ、噛んだ」くらいにしか思わず、次の瞬間には忘れています。
自分が恥ずかしい、どうしよう、みんなから見られてる・・!って思うことって
他人からしてみたら大したことないんです。
でも自分ごとに捉えていると、
そんなこと言ったって恥ずかしいものは恥ずかしい!
だからこそ、恥ずかしいと思う感情を捨て去るには、
【外から見る】のが効果的ということです。
そもそも、人はミスを許容する能力を持っているのですが、
自分のことになると途端にそれが分からなくなります。
だから自意識過剰になってしまう。
だから、自分にトラブルが起きた時にすべきことは、
自分ではなく、他人(友人や知り合い)が今のトラブルを起こした時、それを見た自分はどう思うか?を考えることです。
そうすることにより、
起きている事態に対し一歩引いた状態で、冷静に物事を判断することができます!
2.長期的な目線でみたアドバイスをすること。
人間は、目の前の利益や損得に目が行きやすい性質です。
例えば、
授業の内容で分からないことがあったとしましょう。
ここで聞けばすぐ理解できるようになるのに、誰も手をあげていないので恥ずかしくて「分からない」と言うか迷っている。
という状態だったとします。
その時、何も考えずに感情だけで判断すると、
「恥ずかしいから聞くのやめよう」となってしまう可能性が高い。
でも、ここをまた一歩引いて
長期的視点・短期的視点の2つを対峙させて考えてみるんです。
脳内には天使と悪魔が潜んでいて、
・短期的視点(悪魔)
・長期的視点(天使)
だとすると、
こんな感じになります。
あなたはどっちの言うことを聞いて、行動したいですか?
一回、自分の脳内で短期的・長期的メリットを思い浮かべて対峙させてみる。
そうすると、自分がどうなりたいのかによって、選ぶ選択肢が変わってきますよね!
「今のままでいい」のなら、悪魔の声に耳を傾ければいいし、「もっと成長したい」と思うなら、天使の声を聞いていれば、自ずと行動できるわけなのです。
ダイエットなども同じですよね。
悪魔は、「今お菓子を食べると幸せな気持ちになるぞ〜」って言うけど、
ダイエットしたいなら、「今は我慢すれば、理想の自分になれるのよ!」って天使が言うから。
3.最悪の状況を想定していること。
最悪を想定しておくと、人は安心して動くことができる。
成功している人は、常に最悪の状態をイメージして、それが起きない行動をするって言うけど、まさにこのことです。
先が見えなかったり、リスクがあると思うだけで、人は行動にブレーキが掛かります。
だからこそ、見えない不安を先に明確にして、具体的な対策を練っておくのです。
最高の状態と最悪な状態をイメージして、具体的な行動に落とし込むこと。
これを、心理対比と言います。
具体的にどうやってやるかは、以下。
心理対比の4STEP
①目標を達成したらどういうことが起きるか?
まず、自分の中の最高な状況を想定します。
その目標を達成したことで起きるメリットを書き出します。
例えば、年収1000万を目指しているとしましょう。
年収1000万を達成することによって得られるメリットは、
・女の子からモテる
・買いたかったものが買える
・高級なお料理を食べることができる
・周りからの評価が変わる
とかとか。。。
②上記書き出したものから、一番自分のプラスになるものを選ぶ。
上の例で言えば、
女の子からモテる!を選んだとしましょう。
こんな感じで、達成後を具体的にイメージできる形にします。
これをすることで、脳が「自分は達成した」と思い込むので、目標を達成しやすくなります。
ここまでは巷で言われている引き寄せの法則などと同じですが、それだけでは達成の確率は低いままです。
③目標を達成するにあたり、どんな最悪の事態が起きる可能性があるか?
自分が思い描く目標が達成できなかった時に起こるリスク、トラブルを書き出してみよう!
先ほどの例でいうと、
目標達成を目指す中で、起きた最悪の出来事を書き出して、それをイメージしてください。
イメージしすぎて、もうダメだ・・・とならないようにw
④上記のトラブルを回避する、対処するためにはどうしたら良いか?
最悪な状況は分かりました。
やばい・・!と、危機感も芽生えました。
この④の工程が、心理対比の4ステップで一番大事だったりします。
最悪の状況をどう対処するか考えることで、目標が途端に現実的になります。
この最悪な状態にならないためには、どうやって行動したらいいんだろう?
これを考えて行動に移すことで、ただ想像するだけだった目標を
現実で達成するために、脳が動き始めるんです。
精神的に辛くなる前に、吐き出すようにした方がいいな。もし辛くなっても相談できる友人がいるし、大丈夫だ!
以上、心理対比の4ステップです。
で、この心理対比の何が良いかというと、
普通であれば、良いイメージだけで満足して行動に移すまで至らないけど、最悪な状況を想定することによって、危機感がリアルに感じれるんですよね。
だからこそ、具体的な対策まで準備できるから、目標達成するための具体的な計画・行動まで落とし込める。
そして、
最悪な状況まで想定すれば、それ以下の状況って起こらないから、もしその最悪な状況に陥ったとしても「これを乗り越えることができれば、最高の状況しかない!」と思えて、その壁が試練だと思って楽しくなるわけですね。
ゲームでいう、ラスボスみたいなものです。これを倒せばゲームクリア的な。
ということで、まとめ。
以上、無駄に悩んでしまう性格を変えるための方法についてお伝えしました!
人間の特徴
・短期的なメリットに目が向きやすい。
・良いことを想定するだけだど、脳が達成したと勘違いし、イメージだけで満足してしまう。
だからこそ、
2.長期的目線でみたアドバイスをすること
3.最悪の状況を想定していること
を意識していきましょう!
脳科学とか、心理学とか、人間の特性を知ることで
可能性ってめちゃくちゃ広がりますからね。
本当は、できないことなんてなくて、自分でやろうとしてないだけなんだと思う。
ということで、今日はここまで!